【特集】日本の水インフラを支える「水マネジメント」の仕事に迫る!
生活に欠かせない水インフラを維持するには、飲み水を作る浄水場(上水道)や汚水・雨水を処理する下水処理場(下水道)といった、様々なインフラ施設を支え続けるプロの存在が不可欠です。
株式会社ウォーターエージェンシーは、創業から約70年にわたり全国約1,400か所の水インフラ施設を維持管理してきた、日本の水インフラ業界を代表する企業です。ここでは、同社による水インフラの維持管理事業である『水マネジメント』について解説しています。インフラ業界に興味がある方、安定した環境で働きたい方、公益性の高い仕事をしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも「水マネジメント」が果たしている役割とは
詳しい仕事内容を紹介する前に、水マネジメントが水インフラの維持のためにどのような役割を果たしているのかを紹介します。
全国の自治体から委託される『水インフラの守り人』
自治体だけで行えない施設の維持管理を行う

水インフラは、人々の生活を支える上水道の供給だけでなく、下水道による適切な汚水処理が公衆衛生や環境を守る防波堤として機能しており、その循環を維持することが社会の安全を守ることに直結しています。その重要性ゆえに、民営化が進むインフラ業界でも上下水道事業は今なお自治体が経営しています。
中でも、事業を継続するためになくてはならない施設の維持管理の部分は、専門的な知識が求められるため自治体だけで維持することが難しく、ウォーターエージェンシーをはじめとする水インフラに精通した民間企業に委託されています。
多種多様な水インフラ施設の安定稼働
自治体ごとに経営をしているので、水インフラ施設の状況は地域によって大きく変わってきます。各地の水質や水源も千差万別なら、施設によって使っている機器や設備も変わる上、同じ設備でも使用年数や使用状況で動作がまったく違ってきます。
全国約1,400か所の施設運営を行うなかで培った独自の管理技術によって、多種多様な水インフラ施設を効率よく安定稼働させることができるのも、ウォーターエージェンシーの水マネジメントの特徴です。
自然災害への備えと復旧支援

自然災害が多い日本では、台風や大雨、地震などへの災害対策は切っても切り離せません。水マネジメント事業でも、これまでの経験に基づいた事前対策や、不測の事態を想定した訓練など、地域住民の安全確保とインフラの早期復旧のための対応が求められます。
さらに大規模災害の発生時には、東京本社に災害対策本部を設置し、全国の拠点から速やかに人員と資材を派遣する広域支援体制を整えるなど、被災地域の支援も行っています。
環境や老朽化に配慮した、持続可能な水インフラの実現
水インフラの将来において「環境への配慮」と「施設の老朽化」は避けて通れない課題です。水マネジメントでは、施設運営だけでなく施設全般のコンサルティングも行い、環境負荷の軽減や再生可能エネルギーの活用、施設の長寿命化や地元雇用の推進などを通じて、持続可能な水インフラの実現に貢献しています。
「水マネジメント」の仕事内容
水マネジメントの仕事には、実際に施設で水インフラを守るエンジニア職と、自治体や民間企業との懸け橋になる営業職、入札などの企業活動を支える事務職があります。それぞれの業務内容を見ていきましょう。
現場の最前線!エンジニア職の仕事内容

全国各地にある水インフラ施設で働くエンジニア職。ウォーターエージェンシー独自の『WA水マネジメントシステム』に基づいて以下のような業務を行い、安全かつ高品質な施設管理を実現しています。
- オペレーション業務:施設全体の稼働状況をチェックし、雨量や水質の変化に合わせて機器を操作します。常に安定した水を街に届けるための司令塔となる業務です。人間の力だけでなく、独自の水質自動制御技術である「水再清(みずさいせい)ロボット」を導入し、最適な監理を実現しています。
- メンテナンス業務:施設内を巡回し、音や振動など様々な点検により設備の状態を確認し、必要な整備を行います。故障を未然に防ぎ、施設の機能を最大限に発揮させる業務です。
- アセットマネジメント業務:過去の点検データや稼働年数、設備の重要度や健全度をもとに、どの設備をいつ修理・交換すべきか、長期的な計画を立てます。限られた予算の中で施設を効率的に維持し、自治体の財産を守り続けるために欠かせない業務です。
- 水再生エンジニアリング:下水処理の様々な知識やノウハウを持った「水再生エンジニア」という専門技術者として、あらゆる水質変動に対応する業務です。
【PICK UP】先輩社員インタビュー 「公務員志望から水インフラのプロへ。専門知識ゼロだった私が現場責任者になれた理由」
ウォーターエージェンシーで水マネジメントのエンジニア職として働いているKさんに、これまでのキャリアや仕事内容、入社理由などをインタビューしています。
栃木オペレーションセンターに所属し、入社4年目で現場責任者に抜擢されたKさん。文系出身ながら地道な努力を重ね、水インフラのエンジニア職で着実に実績を積み上げてきたこれまでのキャリアと、仕事に対する誠実な想いについてお話を伺っています。
官民連携の架け橋!営業職の仕事内容
官民連携の実現に向けて、地域の抱える課題やニーズの把握や解決策の提案、異業種連携のための企業間の調整なども担当します。官民双方の関係者に寄り添いながら、対話を通して地域の最適な水インフラ管理を模索します。
【PICK UP】先輩社員インタビュー 「現場の経験を財産にして、私が水インフラの全国プロジェクト営業にチャレンジする理由」
ウォーターエージェンシーで水マネジメントの営業職として働いているSさんに、これまでのキャリアや仕事内容、入社理由などをインタビューしています。
一面
水産学の学びを原点に、入社してからは様々な部署で経験を積んで、現在は大阪を拠点に全国を駆け回り官民連携プロジェクトを担当しているSさん。社内で業務を変えつつキャリアアップをしている中で見えてきた、それぞれの仕事のやりがいをお聞きしました。
事業の根幹を支える!事務職の仕事内容
水マネジメントの取り組みは、自治体が発注する上下水道の維持管理事業の各種申請に通らなければ、始まりません。事務職はこうした自治体や行政との様々な手続きを担っており、事業のスタート地点を支える仕事といえます。
【PICK UP】先輩社員インタビュー 「ワークライフバランスを大切にしつつ、文系出身の私が水インフラの最前線を事務で支える理由」
ウォーターエージェンシーで水マネジメントの事務職として働いているYさんに、これまでのキャリアや仕事内容、入社理由などをインタビューしています。
「入り口」を担う
大学では経営学を学び、ワークライフバランスを重視して就職活動をしていたYさん。現在は、地元の大阪で重要な入札業務を担っています。文系出身のYさんがなぜこの業界を選び、現在どのように働いているのか、その等身大のキャリアに迫ります。
未経験や文系でも大丈夫? 水インフラ業界で働くなら水マネジメントの仕事がおすすめな理由
インフラの仕事と言われると「理系の専門知識が必要そう…」「勤務時間が長くて大変そう…」という印象を持っている人もいるはず。しかし、ウォーターエージェンシーは文系理系不問で採用を行いながら、ワークライフバランスのとれた職場環境を提供しています。
ここではその理由と、実際にウォーターエージェンシーで水マネジメントの仕事をしている先輩社員の声を紹介します。
協調性を重視した社風が、未経験者からの成長を実現
実はウォーターエージェンシーは、直近5年間の新卒入社社員のうち文系出身者が約4割(38%)と、インフラ職であるにも関わらず文系理系を問わない採用を行っています。
そもそも巨大なインフラ運営という仕事は、決してひとりでどうこうできるものではなく、同社には現場での円滑な連携や報連相、社員間のコミュニケーションといった、協調性を大切にする文化があります。
それは新入社員に対しても同じで、先輩社員はまず「知らないことやわからないことを自分から聞きやすい関係性」を作れるようにコミュニケーションをとってくれます。もちろん70年以上の実績を持った企業なので、体系化されたマニュアルや様々な社内研修などもありますが、第一に「現場の先輩社員のフォロワーシップ」があることで、未経験や専門知識のない人が活躍できる土壌を作っています。
また業務を覚えた後も、様々な情報を集約する社内掲示板『テクろぐ』や、各分野で高度な専門知識を持った専門部署による支援などで、常時スキルアップを図ることができます。

先輩社員からのリアルVOICE(営業職・Sさん)
「基本的には年上の人が多い職場なのですが、先輩社員からコミュニケーションをとろうとしてくれるので、すごくやりやすかったです。入社してすぐは、困っててもちょっと聞きづらい時ってあると思うんですけど、先輩から「どうしたの?」ってすぐに声をかけてくれるので、次はこっちからも聞きやすくなりました。人間関係で困ったことは本当にないですね。」
数字が証明するワークライフバランスの充実
ウォーターエージェンシーの月間平均残業は3.7時間(固定残業制度なし)、有休の年間平均取得日数は15日と、インフラ業界はもとより、他の業種と比べてみても非常に健全な就業環境になっています。
これは、水インフラの維持という事故や失敗が許されない現場だからこそ、業務の標準化やチームでのシフト管理といった、負担が偏らない仕組みになっているからです。こうしたワークライフバランスを維持しやすい環境かつ、水インフラという必要不可欠な事業なので、平均勤続年数が21.0年で離職率は10.3%と、腰を据えて働いている社員が多いのも同社の特徴です。また、新卒入社の約3割(28%)が女性と、男女問わず働きやすく活躍できる環境づくりが進められています。
一方で、台風や地震などの災害時には、地域のライフラインを守るために緊急対応が発生する場合もあります。ただ、普段からオンオフのメリハリがはっきりしている環境だからこそ、現場の社員も使命感を持って復旧に臨めています。

先輩社員からのリアルVOICE(事務職・Yさん)
「残業時間やお休みは募集内容の通りだったので、とても満足しています。また、職場の先輩方を見ていても、仕事だけに打ち込んでいる方より、プライベートや趣味の時間も大切にされている方が多いです。社内には勤続年数に応じて取得できるリフレッシュ休暇という制度があるのですが、先輩方がそのお休みを使って旅行に行き、お土産を買ってきてくださることもよくあります。こうして先輩方がしっかりとお休みをとってプライベートを充実させているのを見ているので、とても働きやすい環境だなと実感しています。」
全国に数多くの職場と働き方がある、選択肢の豊富さ
さらにウォーターエージェンシーの大きな特徴として、拠点網の広さがあります。39都道府県に約1,400か所の職場があるので、「地元など特定の地域で働きたい」という希望も入社前に相談することが可能です。愛着がある場所のライフラインを支えるという、大きなやりがいを感じながら働くことができます。
また、全国に数多くの職場があるからこそ、「興味がある仕事にチャレンジしたい」という方への選択肢も豊富です。豊富な設備を誇る施設でエンジニアの技術力を上げたり、もしくは都市部の拠点で企画・開発といった組織作りを担ったり、自治体との入札や交渉など営業の道を歩んだり、多彩なキャリアプランを歩むことができます。
特に新卒入社の場合は「総合職」として採用されることで柔軟なキャリアパスを歩むことができ、明確な希望がない場合でも、本人の性格や適性に合わせて配属を検討してくれます。

先輩社員からのリアルVOICE(エンジニア職・Kさん)
「会社が資格手当を出してくれることはモチベーションになりますし、何より会社が推奨している資格=今後の業務で確実に役立つスキルという指標になります。弊社は平均勤続年数が長く、一つの会社で長く腰を据えてキャリアを築きたいという、私のような考え方を持っている人には非常に適した環境だと思います。」
社員間の連携が大切な仕事なので、例えば、学生時代に部活動やアルバイトなど、集団の中で一つの目標に向かって取り組んだ経験がある人は、その適性を十分に活かせるはずです。また、安定した環境でしっかり腰を据えて働きたい人にもマッチした仕事といえます。現在、ウォーターエージェンシー(WA)は全国の拠点で幅広く人材を募集しているので、興味を持った方はぜひ採用情報をチェックしてみてください!
ウォーターエージェンシー
プロになれる!
勤務地は全国39都道府県
ウォーターエージェンシー(WA)は、1953年の創業から70年以上にわたり水インフラ施設を維持管理してきた、日本の水インフラ業界を代表する企業です。同社による水インフラの維持管理事業である水マネジメントは、地域特性への対応や多種多様な施設と設備の管理に適応することができ、全国39都道府県で1,400か所の施設を運営しています。
また、WAでは文系理系不問の採用方針を掲げており、各種資格の取得サポートや、月間平均残業3.7時間、平均勤続年数21.0年と、未経験者でも長く安定して活躍できる環境づくりを行っています。
(https://water-agency.com/)
