現場の経験を財産にして、私が水インフラの全国プロジェクト営業にチャレンジする理由
全国約1,400か所の上下水道施設で運営管理を担っている株式会社ウォーターエージェンシーに、新卒社員として入社したSさんにインタビュー。水インフラの仕事に出会ったきっかけや、入社後に感じた課題や仕事のやりがい、そしてこれからのキャリアプランについてもお話を伺いました。
一面
水産学の学びを原点に、入社してからは様々な部署で経験を積んで、現在は大阪を拠点に全国を駆け回り官民連携プロジェクトを担当しているSさん。社内で業務を変えつつキャリアアップをしている中で見えてきた、それぞれの仕事のやりがいをお聞きしました。
きっかけは"水の生き物たちが生活する場所を守りたい"という思い
――まずは、どのような学生時代だったか教えてください。
出身は神奈川なのですが、北海道の大学に入り、水産学の勉強をしていました。高校から大学までバスケットボール部に所属して、大学3年生で引退するまでずっと続けていましたね。ただ、大学時代はどちらかというとアルバイトが楽しかったので、そちらを優先していた気がします。
――どんなアルバイトをされていたのですか。
居酒屋でのアルバイトを長く続けていました。オーナーさんとも仲が良かったですし、後輩に仕事を教える機会もありました。部活動でも最後はキャプテンをやらせてもらったりして、振り返ると、人とコミュニケーションを取る機会が多い学生時代だったなと思います。
また、大学が北海道だったので、農業や漁業といったフィールドワーク系のアルバイトをする機会もありました。もともと水産学を専攻しているので興味もありましたし、普段はなかなか体験できないような仕事だったので、そちらも楽しかったですね。
――水産学を専攻していたのが、入社のきっかけになったのでしょうか。
水産系の勉強をしているうちに、魚などの生き物が生きる海や川、湖には、最終的に自分たち人間が使った排水が流れてくるということを知って、最初は「水の生き物たちが生活する場所を守る仕事がしたいな」と考えていました。
その話を大学の就職課でしたところ、「水インフラという業界があるよ」と教えてもらって、それから新卒を募集している会社を調べていくなかで、ウォーターエージェンシーを知りました。
――入社するまでは水インフラの仕事にどのような印象を持っていましたか。
入社前は、水を処理してきれいにしてる会社なんだろうなぐらいの、ざっくりした印象しかなかったです。
でも入社してみたら、水を処理するにもたくさんの施設や設備があって、それだけじゃなく、自治体との入札だったり契約の仕事であったり、安全を守るための仕事であったり、「家庭へ水が届くまでに、こんなにたくさんの仕事が絡んでいるんだ」と知りました。
新人が困っている時に声をかけてくれる社風
――入社してからはどのようなお仕事を任されましたか。
最初は、研修も兼ねて静岡オペレーションセンターの配属になり、エンジニアとして色々な施設の維持管理や点検を経験しました。もともと神奈川から北海道に移り住んでいましたし、配属エリアについては特に希望はありませんでした。
そこで当時のセンター長と、「まずは現場を知ることから」という話をして、最初の2年ほどは静岡県内のいくつかの施設を回りました。
――実際に働かれてみての印象はどうでしたか。
どこの施設もそんなに仕事の内容は変わらないのかなと思っていたのですが、実際に働いてみると、施設によって機械の種類が全然違っていて、同じ役割の機械であっても、メーカーによって機能が異なったり、施設ごとの特性があったりするんです。
こうした現場のリアルをたくさん経験できたのが、今の自分にとって大きな財産になっていると感じます。
Sさんの場合は、本人が勤務地にこだわりがなかったこともあり、案件が豊富で現場も大きい静岡の施設に配属されたとのこと。ウォーターエージェンシーでは、新卒社員には色々な経験を積んでもらいたいという考えのもと、仕事内容や勤務地の変更を提案することがあります。
もちろん、地元の近くで働きたいという方も多くいらっしゃいますし、会社の意向だけでなく、本人の希望するエリアを聞いた上で勤務地は決められています。希望の勤務地は選考段階でしっかり聞いてくれるので、どういう働き方をしていきたいかは、遠慮せずに伝えるようにしましょう!
――水産学を勉強していたことは、実際の仕事現場でも役立ちましたか。
もちろん水関係で知っている知識もありましたが、機械管理はゼロからのスタートですし、大きなアドバンテージではなかったと思います。
同期には文系出身者もいましたが、先輩方が「若い人にはいろいろ教えてあげよう」と親身にサポートしてくれる社風なので、それが本当に助かりました。そもそも施設管理以外にも幅広い仕事があるので、文系理系でやりやすいやりにくいというのは、個人的にはあんまり感じないですね。
――職場の雰囲気はどうでしたか。
基本的には年上の人が多い職場なのですが、先輩社員からコミュニケーションをとろうとしてくれるので、すごくやりやすかったです。
入社してすぐは、困っててもちょっと聞きづらい時ってあると思うんですけど、先輩から「どうしたの?」ってすぐに声をかけてくれるので、次はこっちからも聞きやすくなりました。人間関係で困ったことは本当にないですね。
――施設管理の仕事は、どのようなやりがいがありましたか。
施設管理の仕事は、私がもともと興味を持っていた「水を守る」という直接的な業務ですし、自分が地域の皆様の生活を支えているという誇りを感じられる仕事でした。
静岡はもともと雨が多い地域で、大雨や台風が来た時には災害対応で呼び出されることがありましたが、生活を守るために誰かがやらなきゃいけない仕事ですし、「自分たちがやらなきゃいけない仕事」という気持ちで駆けつけていました。
営業職で見出した、仕事の新しい面白さ

――施設管理の後のキャリアを教えてください。
静岡では施設管理を2年ぐらい経験して、それから営業の仕事に挑戦させてもらいました。その後は、東京の本社で設備や機械に関わる部署で仕事をして、今は大阪で全国のウォーターPPP案件(※)を取りまとめている部署で営業をしています。
※ウォーターPPP…自治体と民間企業が長期間のパートナー契約を結び、上下水道などの運転管理や設備の更新を共同で行う仕組み。国土交通省が普及を推進しており、2027年度以降の下水道関連交付金の要件化に向け、多くの自治体で導入が検討されています。
――営業の仕事は、どのようなやりがいがありますか。
施設管理の時は、目の前の施設をどうにかしなきゃいけないという視点でしたが、今はより多角的な広い視点を持って取り組む必要があります。「こちらが良くてもあちらがダメ」では意味がない。そういった視点の違いに面白さを感じています。
実は、静岡で営業をしていた時がすごく印象に残っていたので、本社に異動して一度営業を離れた時は、少し名残惜しいなという気持ちもありました。だから今の部署で、大阪を拠点に全国の案件に関われるようになったのは、自分にとってすごくいい機会を得られたなと思っています。
――会社の働きやすさや、ワークライフバランスはいかがですか。
基本的に残業はなく、定時で終わることがほとんどです。休みについても、事前に伝えておけばしっかり取ることができます。
でも、例えば大雨が来たら緊急で出なくちゃいけないし、みなさん普段は和やかな人ばかりなんですけど、仕事がはじまると危険な作業もあるからパッと真剣に切り替わったり、すごくメリハリのある会社だなと思います。
大切にしているのは「協調性」と「前向きさ」
――ウォーターエージェンシーには、どのような人が向いていると思いますか。
まずは「協調性」がある人ですね。会社としてもコミュニケーションを重視していますし、私自身も、周囲と協力できる人の方が一緒に働いていて楽しいなと感じます。
あとは「前向きな人」にもいい環境だと思います。「あ、こういう仕事もあるんだ、やってみよう」と思える人の方が、仕事を楽しめると思いますし、そういう部分があったから私自身も色んなチャレンジをさせてもらえているなと感じます。
――最後に、水インフラ業界に興味を持っている学生さんへメッセージをお願いします。
普段の生活では目に触れることのない仕事ですが、生活の当たり前を支える必要不可欠な仕事ですし、住民の方々があっての我々の仕事です。
色んな方が挑戦できる仕事でもあるので、ちょっとでも興味をもってくれたら、ぜひ一度チャレンジしてみて欲しいですね。
エンジニア職から営業職に転身し、入社してから様々な部署で働いてきたSさんは、どの部署でも「先輩からのサポートが手厚かった」と話していました。本人の前向きさはもちろんですが、Sさんのような若手社員がチャレンジしやすい環境を、会社全体で作っているのがうかがえますね。現在、ウォーターエージェンシー(WA)は全国の拠点で幅広く人材を募集しているので、興味を持った方はぜひ採用情報をチェックしてみてください!
ウォーターエージェンシー
プロになれる!
勤務地は全国39都道府県
ウォーターエージェンシー(WA)は、1953年の創業から70年以上にわたり水インフラ施設を維持管理してきた、日本の水インフラ業界を代表する企業です。同社による水インフラの維持管理事業である水マネジメントは、地域特性への対応や多種多様な施設と設備の管理に適応することができ、全国39都道府県で1,400か所の施設を運営しています。
また、WAでは文系理系不問の採用方針を掲げており、各種資格の取得サポートや、月間平均残業3.7時間、平均勤続年数21.0年と、未経験者でも長く安定して活躍できる環境づくりを行っています。
(https://water-agency.com/)
