生活系インフラの仕事のやりがいとは?
毎日当たり前のように使っている生活系インフラ(電気・ガス・水)の仕事には、社会を支える大きなやりがいがある一方で、知っておくべき苦労も存在します。
本記事では、生活系インフラ業界のリアルな働き方や向いている人の特徴を解説しますので、仕事選びのヒントとしてお役立てください。
生活系インフラとは?
私たちが毎日当たり前に生活するために欠かせない、電気やガスや水を供給し維持管理する設備やサービスのことです。
社会の根幹を支えるため非常に公益性が高く、働く上では景気変動に左右されにくい安定した環境であることが大きな強みと言えます。
生活系インフラの仕事におけるやりがい
インフラ業界だからこそ味わえる代表的な5つのやりがいについて解説します。
人々の命と暮らしを守る社会貢献度
スイッチを押せば電気がつき、蛇口をひねれば水が出る。そんな「当たり前の日常」を裏側で守り続けているのが生活系インフラの仕事です。
特に災害時などには社会から直接必要とされ、前線で復旧に努めます。人々の命と暮らしを守り抜く社会貢献度が、大きなやりがいとなるでしょう。
携わるプロジェクトの規模感と影響力の大きさ
インフラ施設の建設や設備の更新は、数億円から数百億円規模にのぼる巨大なプロジェクトになることも珍しくありません。
街全体や、何十万人という地域住民の生活に直接影響を与えるスケールの大きな仕事に関わることができます。社会を動かしているという、他業界ではなかなか味わえないダイナミックな達成感を得られるでしょう。
景気に左右されない「安定性」と「将来性」
電気やガス、水は私たちの生活に不可欠であり、不況になっても需要がゼロになることはありません。そのため企業の業績が景気に左右されにくく、リストラなどのリスクが低いのが特徴です。
福利厚生も充実している傾向にあり、長く働き続けられるという精神的な安心感が、前向きなやりがいに繋がっていきます。
一生モノのキャリアになる専門スキル
インフラの維持管理や工事で求められるのは、機械・電気・土木・化学などの専門知識や国家資格です。
日々の業務や研修を通じて手に職をつけることができ、需要が消えない限りそのスキルは全国どこでも通用します。一度身につけた専門性は一生モノのキャリアとなり、自身の市場価値を高める喜びに繋がるでしょう。
1人では得られない連帯感と達成感
インフラの現場は決して1人で完結するものではありません。多くの専門家や作業員がチームで協力して施設を守っています。
日々の緻密な点検でトラブルを未然に防げた時や、緊急事態をチームの緊密な連携で乗り越えて復旧させた時には、仲間と分かち合う強い連帯感と無事に使命を果たしたという達成感を得られるでしょう。
やりがいだけではない?生活系インフラ業界特有の苦労と厳しさ
インフラ業界への就職や転職で後悔しないためには、やりがいの裏にある苦労も理解しておくことが大切です。ここでは、生活系インフラ特有の厳しさや大変な側面について解説します。
「できて当たり前」というプレッシャー
生活系インフラは「いつでも使えて当たり前、止まらないのが当たり前」と認識されています。しかし、実際にはたった1つのミスや事故が社会全体に甚大な影響を与え、重大なニュースになることも少なくありません。
常に高い緊張感と責任感が求められ、失敗は絶対に許されないという重圧の中で働く厳しさがあります。
勤務体系が不規則になる可能性
インフラ施設を24時間365日安全に稼働させ続けるため、職種によっては夜勤や土日出勤を含むシフト制勤務となります。
また、台風や地震などの自然災害時、あるいは突発的なトラブルが発生した際には、休日や夜間であっても緊急の呼び出し対応が発生する可能性も。時には体力的な負担が伴うという覚悟が必要です。
新しい技術や安全基準を学び続ける必要性
インフラの設備やシステムは日々進化を続けており、近年ではIT化やAIの導入なども急速に進んでいます。
安全基準や関連法令も定期的にアップデートされるため、一度仕事を覚えたら終わりではなく、資格取得に向けた勉強や新しい技術の習得など、新しい知識を学び続ける地道な努力が欠かせません。
生活系インフラの仕事が向いている人の特徴
生活系インフラの現場で活躍できる人に共通する3つの特徴を解説します。
責任感が強くて地道な作業を大切にできる人
インフラの安全は、毎日の変わらない点検やメンテナンスの地道な積み重ねによって守られています。そんな現場で活躍できるのは、決められたマニュアルや安全ルールを厳格に守れる人です。
計器のわずかな数値の変化など、小さな異常も見逃さない真面目で几帳面な性格の人が高く評価される傾向にあります。
縁の下の力持ちとして誰かを支えることに喜びを感じる人
インフラの仕事は、普段は利用者の目に触れることのない裏方の仕事です。自分が表舞台で目立って賞賛を浴びるよりも、日々の業務でみんなが当たり前に生活できていると感じられる感性が重要になります。
人知れず社会の根幹を支えることに、静かな誇りと喜びを感じられる人にこそ向いている職業だと言えるでしょう。
冷静に状況を判断してトラブルに対応できる人
機械の予期せぬ故障や自然災害など、突発的なトラブルが発生する可能性があります。
焦らず状況を的確に把握し、チームメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、優先順位をつけて安全かつ迅速に復旧作業へと取り組む必要があるため、落ち着いた判断力をもつ人が重宝されるでしょう。
生活系インフラ業界の中でも狙い目の分野・職種は?
生活系インフラ業界の中でも狙い目となるのは、水インフラ分野の維持管理(水マネジメント)です。その理由を詳しく解説します。
人間の生命維持や公衆衛生に直結する
「水」は電気やガス以上に代替が利かないライフラインです。人間の生命維持や公衆衛生に直結するため、不況下でも予算が削られにくい傾向があります。
浄水場や下水処理場は基本的に24時間稼働し続けるため、仕事量が途切れることもありません。生活系インフラ業界の中でも、人々の命を支えているという「やりがい」と「使命感」を強く実感できる分野となっています。
未経験・文系出身者でもプロを目指しやすい
水インフラ施設を守る維持管理(水マネジメント)の仕事は、自治体と連携する民間企業が担うケースが増えています。民間企業であればマニュアルや教育体制が比較的整っているため、文系出身者や業界未経験者でもプロを目指しやすいでしょう。
「社会の当たり前を裏側から支えたい」という方は、ぜひ水インフラの維持管理(水マネジメント)という選択肢を検討してみてください。
ウォーターエージェンシー
プロになれる!
勤務地は全国39都道府県
ウォーターエージェンシー(WA)は、1953年の創業から70年以上にわたり水インフラ施設を維持管理してきた、日本の水インフラ業界を代表する企業です。同社による水インフラの維持管理事業である水マネジメントは、地域特性への対応や多種多様な施設と設備の管理に適応することができ、全国39都道府県で1,400か所の施設を運営しています。
また、WAでは文系理系不問の採用方針を掲げており、各種資格の取得サポートや、月間平均残業3.7時間、平均勤続年数21.0年と、未経験者でも長く安定して活躍できる環境づくりを行っています。
(https://water-agency.com/)
